緊急応急修理工事:築40年の2階バルコニー部分下端の銅板葺き屋根その1

⇒築40年の木造住宅2階バルコニー下端の鉄板張りからの雨漏りが判明して緊急修理を行いましたのでご紹介します。

 

 

 

 

 

⇒40年前の住宅建築ではこの様な工事は当たり前でしたが家屋内とバルコニーとの高さの差が無いので少し大雨の時は吹き込んでくる様な事象は多く送る見られました。

 

 

 

 

 

 

 

⇒緊急時とあってこの工法を取らざることをになりました、賛否両論の声はありましたが施主の希望にて工事費のかからない1年程度雨漏りが無ければ1年後に改めて工事を行うとの事でこの工法を採用しました。

 

 

 

 

 

 

⇒雨漏りの原因部分はアルミサッシの下端部分です、これは40年の経年劣化と施工当時の板金工事がズサンな為この様な結果です。

 

 

 

 

⇒せっかくバルコニーの手摺格子&柱等が有るのに屋根(アクリル板)が付いていなく単に物干し台の感覚でおそらく設置した様な感じでした、ACの室外機&アルミサッシ戸袋等の間は空洞部がありました。

 

 

 

 

 

 

 

⇒応急修理とは言え苦肉の策で屋根下地材のルーフィング&防湿シート張り等を活用しての応急修理工事です。

2023年度(令和5年)1級建築士設計製図課題:図書館(実際の建築物)の例

2023年度(令和5年)の1級建築士設計製図課題:図書館にて実施例です、令和5年の設計製図の課題は『図書館』と凄くシンプルです過去の平成24年の地域図書館&平成4年のアトリウムと小ホールをもつ地域図書館&昭和48年の集会施設をもつ図書館等過去に何々もつ図書館と言う付属の施設がありましたが、今回は単独の図書館と極シンプルです、これはもう今までの施設シリーズと同じ様ですいじれにせよ極シンプルで身近にある施設なので設計行う前に自分の近くにある公共図書館を見に行き動線(来館者&管理者&サービスヤード等)&アプローチ(人&自転車&車等)&主室(書庫&閲覧室&書蔵庫等)&バックヤード(書庫の搬出入等)等その他等参照されたい。

⇒外観写真&断面図&1階平面図&2階平面図&屋上平面図等

 

 

 

 

 

⇒内部写真&各主要室の概要(仕上げ等)

 

 

 

 

 

⇒内部写真&施設への案内図等

 

 

築40年の専用住宅洋室の壁張り替え

⇒洋室は築40年にて約15年前に一度壁紙のビニルクロスを張替えましたが今回は経年劣化の影響でかなり黄ばみが進行したので剥がさずに既存クロスの上から新しい仕上げを行いました、今回の既存壁はかなり経年劣化の進行が激しく単にクロスの張替えでは対応できず又下地自体も凹凸も多く有ってパテ処理では難しいので新しい仕上げ素材で対応しました。

 

 

 

 

 

⇒新しい壁仕上げはシート状の素材で寸法も760×680×厚さ8㎜でブリックタイル模様で表面はビニル系で掃除し易く又多少凹凸の下地においても対応も出来て施工性も鋏で裁断が出来るので施工性が良く発生材裏紙ののみなので処分費用もかからずエコな仕上げ材です。

築35年住宅の給湯配管からの漏水緊急工事

⇒35年前に新築時のはあった施工会社は今現在は社名が変わり今回の漏水事象を対処してくれず当方に依頼があり急遽対応をした施工事例です。

 

 

 

 

 

⇒35年前の給湯配管は銅管が使用されていて現在も地方に行くと多々ある施工です、これは銅管の溶接(ロウ附け)接合部分に長い間使用劣化してのピンホール(小さな穴)が開いてその部分より漏水が行ったわかり易い事例です。

 

 

 

 

 

 

⇒今回は緊急工事の為被覆カポリパイプW耐久性を使用しての排水管工事を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

⇒追加工事にて床張り替え工事を行いました。

 

専用住宅&集合住宅:鉄筋コンクリート造&鉄骨鉄筋コンクリート造等の事例その4

⇒鉄筋コンクリート造(RC造)平家建て専用住宅のRC造

柱や梁(はり)など強度が必要な部分に、鉄筋でできた枠型にコンクリートを流し込んだ素材を用いるものです。鉄筋は引張(引っ張る力)に、コンクリートは圧縮に強いという双方の特徴を組み合わせて、より強い構造を実現しています。異なる素材のいい面を活かし強度を高めている組み合わせですが、素材自体が重いため高層ではなく中低層の建築物で多く採用されています。木造やS造と比べると、コンクリートを流し込む工数が増えるためコストが高くなります。

 

 

 

 

⇒鉄筋コンクリート造(RC造)集合住宅(マンション)4階建て

防音については、コンクリートを用いているRC造とSRC造(コンクリートが流し込んである低層階)に大きなアドバンテージがあります。音は周波数によって人の感じ方が異なり、高い音はすぐに消えるのに対して、低い音は残響感があり不愉快に感じる傾向が強くなりますが、コンクリートはこの高い音と低い音の両方に対して有効です。ただ、音が伝わる主な仕組みには、空気の振動で伝わる「空気伝播音」以外に壁や床スラブの振動で伝わる「固体伝播音」もあるため、いくらコンクリートといえども完全にシャットアウトすることはできません。ドアの開閉音や足音などが伝わりやすいのも、この固体伝播音が影響しています。耐火に関しても、RC造とSRC造の低層階が非常に優秀な性能を発揮します。これは不燃材料のコンクリートを用いているためです。SRCの高層階やS造に使われる鉄骨も火に強そうなイメージですが、例えば1000℃以上に達するような火災時の場合などは融けてしまうのです。これを補うため、鉄骨は耐火被覆で覆うのが一般的です。そして当然ながら、木造はこの中でもっとも耐火性能が低くなります。

耐震についても、やはり強いのはRC造とSRC造の低層階です。一方でSRC造の高層階やS造は、材料自体が軽いために地震や風の影響で揺れやすいという特性があります。そこで最近では、地震の揺れを吸収する免震構造を採用した高層建築物も増えています。

⇒RC造とは、柱や梁などの主要構造部を鉄筋コンクリートで構築している建物構造です。都心の高層マンションやビルで多く採用される工法で、耐火性・耐震性に優れています。

 

 

 

 

 

 

⇒専用住宅3階建て壁式構造

デザインの自由度の高さです。構造的な強度を確保できれば、デザイン性の高い建物が設計できます。そのため、柱をなくした空間や意匠性の高い外観なども実現可能です。

メンテナンス性の高さです。地震や経年劣化によりクラック(ひび割れ)が生じることはありますが、補修剤で簡単にメンテナンスが可能です。
また、法定耐用年数は木造の倍以上とされており、耐久性の高さも保証されています。

「建設に時間がかかること」です。W造と比較すると、コンクリートの打設や養生期間などの工程が発生するため、作業時間がかかります。
また、天候によって左右されるため、予備日の確保も必要になります。

「コストがかかること」です。工期がかかるということは、その分関わる人や時間が増えます。
さらに、材料の種類が増え工程が複雑になると、建設コストが高くなってしまう点はデメリットと言えるでしょう。

 

専用住宅:鉄骨造&軽量鉄骨造等の2階建&3階建の事例その3

⇒鉄骨造3階建ての専用住宅

●概要として鉄骨造の構造躯体は鋼材の材質と構造上の特性、一般構造としての架構形態、継手や仕口等の構造です。

 

 

 

 

 

⇒鉄骨造2階建の専用住宅

●鉄骨造建築は建築生産の工業化を推進した構造体でいちじるしく発展と普及をとげ、特に工場生産による鋼材材質の精度向上、加工工作の画期的機械化、溶接技術の進歩、プレハァブ工法による進化及び合理化による現場での能率化が更の促進して総合的な経済性が成り立っています。

 

 

 

 

 

⇒軽量鉄骨造(スチールハウス)3階建の専用住宅

●この建物構造は2×4工法の構造強度の1.5倍であり現在のリサイクル社会の代表と言える鉄(鋼材)を再生利用して建物です。

 

専用住宅:枠組壁工法(2×4)工法の2階建&3階の事例その2

⇒こんかい紹介する枠組壁工法の2×4の専用住宅3階建                の新築工事です、基本要素はディメンションランバーと呼ばれる一定の寸法規格に従う製材(枠組材)で作られた構造用合板などの面材を釘留めしたパネルであって、このパネルが床構面や壁構面を形成しています。壁構面と床構面は、原則として釘によって互いに連結され、箱状の立体架構が作られ、この立体架構は、鉄筋コンクリート造などの布基礎あるいは地下室の上に据付られ、さらに小屋架構がこの上に取付られて、構造躯体が完成する構法です。

 

 

 

 

⇒ロフトへの階段は踊り場等を設けて登りやすくしました。

 

 

 

 

 

 

専用住宅及店舗併用住宅等の基本的な用語:木造(在来工法&4×2工法)その1

⇒在来工法:木造2階建専用住宅

●木造は主要構造部が木材で構成された構造をいいます。

●軸組工法とは、土台・柱・はり・けた・筋かい等から構成されています。

●主要構造部は通常は柱・はり・耐震要素として筋かい等で構成されてます。

●通し柱は下階と上階の柱材が連続している形式の柱で、階数が2以上の建築物における隅柱又 はこれに準ずる柱は通し柱としなければなりません、管柱は階ごとにけたを挟んで連続しない柱をいいます。

⇒在来工法:木造2階建店舗併用住宅(1階店舗2階住宅)

●筋かいとは、四辺形に組まれた軸組に対角線状に入れた補剛材をいいます。水平力に対する抵抗要素の一つです。

●圧縮力を負担する筋かいは厚さ3㎝で幅9㎝の木材で使用したもの、又は同等以上の耐力を有するの。

●引張り力を負担する筋かいは厚さ9㎝の木材もしくは径9㎜の鉄筋を使用したもの、又は同等以上の耐力を有するもの。

 

⇒2×4工法:木造2階建住宅

●2インチ×4インチの単位の用材を基本として、釘打ちと接着で壁パネルを作りこれを現場で結合する構法です。

 

2023年新年明けましておめでとうございます!

⇒明けましておめでとうございます、新型コロナウイルスの影響を受けて3年目ですが全てに大なり小なり影響を受けて建築業界も多大の影響を受けて資材&設備機器等において価格の高騰により大変な時代に入りました次第です、特に構造用合板&ラワンベニヤ等外国産の材料に今までには無い高騰ぶりには目に余る物です如何に国産材を軽視してが外国産を使用してきた我々建築業界にかなり責任がある様に見られます、特に2×4(ツーバイフォ―)業界の人達は苦労しているかと思うます。

 

⇒住宅設備機器においてもスイッチ類を代表に半導体を使用したコントローラー等が国内で生産しておらず全て海外での生産により、工賃の安い外国において新型コロナウイルスの影響をもろに受けて生産が追い付かず又昨年2月のロシア軍のウクライナ進行に伴い世界的な石油不足により燃料費の高騰等で我々建築業界も多大な影響を受けている次第です。

 

 

⇒これからの建築業界はなおさら品質&施工の理化等が必要になってくるのです、過去の大量生産&大量消費を行った時代は人口が増加していた時代だからこそ需要と供給が在ったからですが現在は人口が減少傾向時代であればこそ品質&合理化を求めるであり、スクラップビルトから如何に長く持たせる延命の時代と思います、これは人間の寿命と同じ様だと思います。

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